非正準LR構文解析と拡張LR構文解析の提案
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概要
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LR(k)構文解析は後戻りのない決定性構文解析として,事実上もっとも広い範囲の言語に適用できるものであるが,場合によっては,LR(k)の適用範囲がまだ不十分と思われる.正準上昇型構文解析は最右導出を逆順にたどることに対応するが,必ずしも最右導出でない導出(非正準導出)方式に対する構文解析法の一つとして,本論文ではLR構文解析法を拡張した非正準LR(k)(LNR(k)と呼ぶことにする)構文解析法とその一般的なアルゴリズムを提案し,さらに,この方法の正当性を証明するまた,LNR(k)構文解析とLR(k)構文解析を組み合わせた拡張LR(k)(EXLR(k)と呼ぶことにする)構文解析法を提案するLR(k)構文解析法で解析できないいくつかの例について,LNR(k)構文解析法でそれらを解析する方法も述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-03-15
著者
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