リボソームタンパク質のポリアクリルアミドゲル電気泳動法によるコムギからの各種雪腐病菌の検出
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概要
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4種の雪腐病菌(Pythium paddicum, P. iwayamai, Typhula incarnata および Fusarium nivale) とコムギからリボソームを抽出し, SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳導法によって, それらのリボソームタンパク質の泳動パターンを比較した。その結果, P. paddicum と P. iwayamai との間では泳動パターンに差異が認められなかったが, 2種の Pythium 菌, T. incarnata, F. nivale およびコムギの間では明らかな差異が認められた。また, P. paddicum, T. incarnata および F. nivale を各々接種したコムギからリボソームを抽出し, それらの泳動パターンを比較した結果, 各種罹病コムギから病原菌のりボソームタンパク質のバンドが検出された。これらの結果から, 各菌のリボソームタンパク質による本病の診断の可能性が示唆された。
- 日本植物病理学会の論文
- 1987-12-25
著者
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