日本国内で発生した Nodulisporium melonis によるメロン根腐病 : (1) 発生, 病徴, 分離, 病原性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1975年静岡県下のハウスメロンに根が褐変し, コルク化を伴う根腐病が発生した。この罹病植物の根部組織から分離された6属の糸状菌の中で, Nodulisporium melonis は優占種であった。接種試験により N. melonis はメロンに病原性を示したが, 他の菌には全く病原性が認められなかった。N. melonis を接種した人為汚染土壌ではメロンとウリ科所属の5作物が発病したが, ヘチマや他の18供試作物は健全であった。
- 日本植物病理学会の論文
- 1995-08-25
著者
関連論文
- (68) 多様なイネ籾殻付着菌とその意義(平成20年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (106)小笠原諸島のCylindrocladium属菌(平成14年度 日本植物病理学会大会講演要旨)
- 小笠原諸島のPythium属菌の多様性(関東部会講演要旨)
- (301)ナラタケの根状菌糸束形成と腐朽力に影響する土壌糸状菌
- ナラタケの根状菌糸束形成抑制菌と促進菌(関東部会講演要旨)
- Mortierella alpinaとM. tsukubaensis sp. nov.のPythiumおよびRhizoctonia属菌に対する生物防除資材としての可能性
- (322) 材片で非農耕地土壌から分離したPythiumおよびRhizoctonia属菌とP. sylvaticumなどの病原性 (平成11年度 日本植物病理学会大会)
- 1S04 複合微生物系による環境ホルモンへの新展開
- 日本国内で発生した Nodulisporium melonis によるメロン根腐病 : (1) 発生, 病徴, 分離, 病原性
- (250) タバコモザイクウイルス (TMV)によるホウズキモザイク病の新発生と弱毒ウイルス株の作出 (昭和61年度日本植物病理学会大会講演要旨)