日本国内で発生した Nodulisporium melonis によるメロン根腐病 : (2) 同定
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概要
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メロン根腐病の病原糸状菌 Nodulisporium melonis sp. nov. の形態を記載, 図示した。本菌の PDA 培養菌叢は, 白色, 均一で, 裏面は淡褐色またはクリーム色, 分生子柄は直立, 無色, 単純, 輪生または不規則に分岐, 45-280×1.2-2.3μm, 各分枝先端の胞子形成部位に分生胞子をシンポジロ状に2-9個を集合して形成, 胞子離脱後は抜歯後状となる。分生胞子は無色, 単胞, 楕円形または不整形, 2.5-13.8×1.2-3.0μm, 離脱胞子には袴, または分生子柄の一部 (3.0-10.0×0.4-1.0μm)が残る。
- 1995-08-25
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