イネいもち病の疫学的研究 : (VI) 自然感染葉いもち病斑上での胞子形成量の測定
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概要
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1991年7月, 韓国利川郡の圃場において, 自然感染葉いもち病斑上での胞子形成量調査を行った。生葉上の葉いもち病斑での連続調査では, 9日間連続して胞子形成量調査が可能であり, その最大値は長さ 14.8 mm の病斑での 12,540個であった。調査葉を切り取り, 1日当りの胞子形成量を調査した結果では, 5万個以上の胞子形成が認められる場合が多く, 病斑裏面では病斑表面の数〜10倍以上の胞子形成量であった。また, 調査時間帯中の胞子離脱量は1日の全胞子形成量のわずか1〜12%であった。
- 日本植物病理学会の論文
- 1995-04-25
著者
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