合成音像による位置表示がGUIにおけるオブジェクト探索に及ぼす効果<特集>次世代インタラクションのための情報技術
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概要
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ディスプレイ上のオブジェクトの位置を, ディスプレイの4隅に配置したスピーカからの合成音像によって表示するシステムを構築し, GUI環境における有用性を検証した.まず, ディスプレイ上の所望の位置をユーザに定位させる合成音像を生成するために必要な, 4スピーカ間の音圧レベル差を定めた.続いて, 大型ディスプレイ上で注視領域外にあるオブジェクトの変化を, 合成音像によって報知し, 視覚により探索させる実験を行った.その結果, スピーカ間に音圧レベル差をつけない従来の方法と比べて, チャネル間にレベル差をつけて探索すべきオブジェクトの位置を知らせることにより有意に速く探索できることが示された.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2001-06-15
著者
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