和文・英文入力に対するキー・ストローク数の比較 (<特集>新しいシステムソフトウェア)
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概要
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和文・英文の文字情報処理システムの性能比較は, システム入力のためのキーボード「ストローク数」に加えて, 和文は変換漢字の選択・確認などに要する「変換作業時間数」も考慮する必要がある. 本論文は, 「ストローク数」に注目して, 日米の憲法, 技術論文, 経済・時事間題記事, 小説などの和・英対訳文を計測サンプルとして, まず, 漢字無変換ローマ字入力時の「ストローク数」を, 次いで, 漢字変換時の「ストローク数」増加分の計測結果を報告している. 英文のストローク数は和文の場合より, 漢字無変換時で平均22%, 漢字変換増加分を含めても14%多いことが示された. 漢字変換によるストローク増加分はたかだか17%であった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-06-15
著者
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