体外マーカーを用いた超音波内視鏡の体内3次元位置決め
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概要
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本研究においては, 体外に設置した超音波トランスジューサからスキャナに同期した超音波パルスをマーカーとして発射し, 体内に挿入された超音波プローブでそれを受信する. スキャナ画像上のマークの位置を自動適応閾値とロバスト手法により検出し, 体内の超音波プローブの相対位置・方向・姿勢などを求める. 更に, 体外トランスジューサを光学式3次元位置決め装置等で位置決めすることにより, 内視鏡先端・鉗子などの進入経路や断層面位置の可視化を行い, 体内ナビゲーション用にも拡張して使うことができる. これにより, 従来X線透視下で行われていた血管内内視鏡検査・治療時の放射線被曝を低減させるとともに, X線による2次元位置決めに代えて3次元位置決めを行うことが本研究の最終目的である.
- 1997-09-12
著者
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佐藤 嘉伸
大阪大学・医学部機能画像診断学
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田村 進一
大阪大学・医学部機能画像診断学
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内藤 博昭
国立循環器病センター 小児科
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陳 新
大阪大. 医. 画像診断
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河合 秀夫
大阪電気通信大学短期大学部
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大多和 寛
大阪大学医学系研究科
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陳 新
大阪大学・医学部
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姜 凱
大阪大学・医学部
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内藤 博昭
大阪大学・医学部
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大多和 寛
大阪大学・医学部
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姜 凱
大阪大学大学院基礎工学研究科
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内藤 博昭
Department Of Radiology National Cardiovascular Center Osaka University Graduate School Of Medicine
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