プログラム構造からみた変異の分類法
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概要
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本論文では,プログラム変異を定式的に分類する方法を提案する.プログラム変異とは,一つの問題に対して作成された同値プログラムのうち,プログラムの基本要素は同じであるがその連なり方の規定に違いのあるものをいう.本方法では,プログラム記法HCP図法で書かれたプログラムを機構と構造という二つの成分に分けて構造の方を代数式によって表現した式を得る.得られた式を変形して式同士の関係を求め,これによって変異を分類する.ここで用いる代数は積に関する可換律の成り立たない環を基本として拡張したものである.この方法を,既に発表されている二つの事例について適用し,方法論としての妥当性を確認している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-15
著者
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