流れ図文の性質-文記述の違いに着目した分析
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概要
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プログラム流れ図の処理や註釈の記述には自然語が使われている.自然語は親しみやすく,解かりやすいという特徴がある反面,表現の曖昧さや暗号的なため難解で誤解を招くことも少なくない.こうした問題点は記述方法の改善によって軽減される.その改善の一つの方向として,多彩な言い廻しの標準化が挙げられる.この標準化では自然語による記述の特徴を失わないように留意せねばならない.そのためには,現状の文がどのように記述されているか,どのような言い廻しの違いがあるかを把握する必要がある.本論文では,流れ図の処理記述および註釈記述の文について使用されている構文および述語を明らかにし,重文や註釈における文脈を分析する.更に文の変型の要因を探求し,その体系化を試みた.また,この分析を通じて処理記述の標準化について検討し,この可能性のあることを示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-05-15
著者
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