ハイブリット IC 平面レイアウト対話設計における配線位相を保つ端子移動アルゴリズム
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概要
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ハイブリットICやプリント配線基板(PCB)の平面レイアウト対話設計において, 端子の連続移動の問題を位相的に処理するレイアウトエディタのプロトタイプを開発した. 本文ではその位相配線処理部分について詳しく述べる. 配線の位相的経路情報を格納するデータベースとして, 部品の配置に応じて領域を三角形分割し, 配線はそれが通過する三角形の系列で表現する. そして, 端子の連続移動を凸多角形の変形の系列で捉え, それぞれの変形はデータベースの部分変更で対応するワームクリープ法を提案する. 従来の端子移動アルゴリズムに比べ, ワームクリープ法は(1)凸角形端子を扱える, (2)端子を変形できる, (3)移動途中における停止を不要とした, という特長を持つ.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-12-15
著者
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