述語論理的プログラミング : EPILOGの提案
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概要
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記号処理研究会第1回研究会(1977.7.21)の資料である. 当時あまり知られていなかったPrologおよび論理プログラミングの考え方を紹介し, その発展方向, 可能性を論じたものである. まずSNLとSPUの組み合わせを論じた. 通常のPrologはSNLベースだが, SPUベースも可能性がある.また, 各種構文解析アルゴリズムと論理プログラムの関連を述べた. とくに, Earley/Pratt方式の論理プログラムを与えた. これらはPrologの拡張方向の示唆を与える. その他いくつかのアルゴリズムの分析を通して, 論理式との関連を調べた. また, 流れ図式や結合グラフとの関連を論じた. これは論理プログラムの解釈・コンパイル手法と関連がある. 最後にPrologの拡張方向, 問題点を整理, 列挙した. これらのいくつかはその後自然に実現されたが, 今後の問題に残されているものもある. 8年前の論文だが, 歴史の中の一つのエピソードとしての意味はあろうかと思われる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1985-11-15
著者
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