首振りカメラによる対象追跡映像からの仮想カメラワーク映像生成(<特集>画像の認識と理解)
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概要
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映像において撮影対象を画面内のどのような位置・大きさにとらえるかというカメラワークの要素は重要である.本研究では,首振りカメラで撮影した対象追跡映像から,抽出した対象領域の面積や重心位置の情報に基づいて,その対象を任意の画面構成でとらえたかのような仮想カメラワーク映像生成について述べる.首振りで視点位置が変わらないカメラを前提とし,透視投影変換に基づく方法を用いる.まず,あらかじめ背景となるパノラマ画像を合成し撮影方位の情報を元に撮影画像をパノラマ画像上に投影し仮想的なパノラマ追跡画像を得る.さらに,カメラワークに対応した画面構成から決定した視線方向とズーム値で仮想撮影画像を抜き出し,最終的な仮想カメラワーク映像を得る.提案手法を実際の対象追跡映像に適用し良好な結果を得た.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-07-15
著者
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