しきい値を設定しない相対的なキャパシティ管理の有用性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
分散システムのサーバ群においては、ネットワークの拡大やシステムのブラックボックス化が進み、開発段階からの負荷予測が困難になってきている。これには、しきい値によるキャパシティ管理手法に加え、稼働実績値を基にしたしきい値の無い相対的な管理手法を併用することが効果的と考える。本稿では開発と運用部門が管理ルールを共有すべき必要性とその管理例を示し、これに加えてCPU使用率による相対的な管理手法を提示して、その有用性を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-06-11
著者
関連論文
- サーバ群の運用における自動負荷予測手法
- カレンダーに基づいた運用周期からみるサーバ群の平常負荷把握と予測
- 大規模サーバ群の負荷予報システムの構築に向けて
- 蓄積稼働データによるキャパシティ予測管理へのアプローチ
- キャパシティ管理ツールとユーザ独自データの併用効果
- しきい値を設定しない相対的なキャパシティ管理の有用性