走査電子顕微鏡によるフンボルトペンギン精子の観察
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概要
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フンボトルペンギンの精子形態と大きさに関する報告はない。今回, フンボルトペンギンの精子形態を走査電子顕微鏡(SEM)で観察し, また各部位の長さを測定した。精子は, 紐状で頭部は細長くやや湾曲していた。全長ならびに各部位の長さを測定した結果, 全長は73.8±3.6μmであった。頭部は11.4±0.9μmで, 先体は1.1±0.2μm, 核は10.3±0.8μmであった。尾部は62.6±3.8μmで, 中片部は2.8±0.2μmであった。フンボルトペンギンの精子形態は典型的なnon-passerine birdsのグループに属し, また全長は他種よりもやや小型であった。
- 日本野生動物医学会の論文
著者
-
進藤 順治
北里大学獣医学部生物環境科学科野生動物学研究室
-
小林 寛
日本歯科大学新潟歯学部口腔解剖学教室第1講座
-
進藤 順治
北里大学野生動物学研究室
-
山口 隆幸
日本歯科大学新潟歯学部解剖学第一講座
-
進藤 順治
新潟市水族館:日本歯科大学新潟歯学部
-
阿部 隆士
日本歯科大学新潟歯学部口腔解剖学第1教室
-
阿部 隆士
日本歯科大学新潟歯学部解剖学教室第一講座
-
小林 寛
日本歯科大学新潟歯学部解剖学第一講座
-
小林 寛
日本歯科大学(解剖学)
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