外食ができないことを訴えた女子学生の事例
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概要
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本論は,朝方の気分の悪さから登校に因難を覚えるということと,外では物が食べられないという主訴を持つ女子学生の症例報告である。28回の面接(便宜上,4期に区分)が持たれたが,その間に2度の教育実習を乗り越え,当初の訴えも暫時解消していった。面接を進めるにあたって,治療者は夢の報告を求めたが,夢は第Ⅱ期に集中して報告され,第Ⅲ期は主として現実生活の報告に終始した。本症例を通じて,青年期の課題としての母子分離,性の同一性獲得と,夢の意義について考察した。This case study reported a process of psychotherapy for eleven months of a female student who was suffering from sickishness in the morning.She also couldn't eat outside of her home.It is possible to explain that her symptons are the separation anxiety.A case process was discussed in relation to the independence,femininity and dreams of the client.
- 大阪教育大学の論文
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