濕れる物質(特に土砂)の熱常數測定法(第1報)
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概要
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本實驗の主眼とする所は濕物質の温度擴散率測定の爲水分移動防止の上から試料内各鮎の平均温度を均一に保たんとした點で、之が爲試料中に或温度波を送り、2點間の波の位相差を測定したが特に短周期、小振幅の温度波を用ふる必要上圓筒形試料を作製し且温度は全て抵抗温度計に依り測定した。隨って本報告は第1編に於て温度擴散率測定用圓筒形試料の利害得失を主に數學的に論じ、第2編にて其實驗装置及方法を詳述し、第3編第4編に於ては密度、濕度、気孔率及比熱の測定法、熱傳導率の決定法を附加し、最後の第5編に於て主に粉状土砂の試料の製作法實驗結果竝びに他の實驗法に依る結果との比較を示さんとしたが實験の日未だ淺く充分なる結果の缺乏と紙數の關係上第3編以下は第2報に譲る事とした。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1932-05-01
著者
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