衝突による液体微粒化の研究 : 第 1 報 微粒化機構に就て
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概要
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固体と液流又は液流同志が衝突すればしぶきが飛ぶ。その状態を瞬間的に撮影した結果、一旦薄膜が出耒て後微粒となる膜状微粒化の典型的なものであることを知つた。その内固体と液流を衝突させるものは固体面の摩擦のため微粒化効率が悪くなり勝であるから、液流相互の衝突を利用する方が良い。本文では主として液流同志を正面衝突や鋭角、鈍角衝突させて液膜の形成状態及び微粒の飛び散る有様を撮影した。この種の衝突微粒化法は全体の構造が簡單で、数気圧程度の低圧液体を一平面内で希望する方面に微粒化できるから場合によつては大変効果がある。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1942-12-01
著者
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