一方向炭素繊維強化熱可塑性プラスチックスの高温疲労層間はく離き裂伝ぱ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Behavior of delamination crack growth in a carbon fiber reinforced plastic (CFRP) was investigated under static creep, two step creep and high temperature fatigue at 473K (200℃) using DCB specimens. The material was a unidirectional laminate. APC-2, which consists of carbon fibers, AS4, and a thermoplastic polymer, poly-ether-ether-ketoned (PEEK). In the static and two step creep tests, the crack propagation rate against time, dl/dt, was governed by the energy release rate, G, regardless of the stress change. The crack propagation in high temperature fatigue was classified into timedependent and cylcle-dependent ones. In the former, the propagation rate against time, dl/dt, was correlated well with the energy release rate, G, and the relationship coincided with that in static creep (dl/dt=C_cG^<mc>; C_c and m_c are material constants.). In the latter, the rate against load cycles, dl/dN, was controlled by the energy release rate range, ΔG(dl/dN=C_fΔG^<mf>; C_f and m_f are material constants.). These imply that the crack grew under the small scale creep and small scale yielding condition, respectively. The condition of transition from the time-dependent crack propagation to the cycle-dependent one was given by a relationship, C_c ∫^<t1>_0 G^<mc>dt=C_ΔG^<mf>, where t_1 is cycle period.The fracture surface in the time-dependent ffatigue was characterized by the interface cracking between fibers and matrices. On the other hand, the matrix cracking near the fiber dominated in the cycle-dependent fatigue.
- 1993-01-15
著者
関連論文
- 縦界面を有する二相(α/γ)ステンレス鋼双結晶のすべり挙動解析
- 透過型電子顕微鏡によるナノ構造体の界面端き裂発生のその場観察試験法の開発(破壊力学)
- クリープき裂伝ぱに及ぼす繰返し応力変動の影響
- 304ステンレス鋼のクリープ微小き裂の伝ぱに関するクリープJ積分の適用可能性について
- 304ステンレス鋼平滑材のクリープにおける微小表面き裂の成長および分布とそれらに及ぼす高温酸化の影響
- クリープき裂の発生および伝ぱに関する力学的考察
- (3-20) 切欠き材のクリープ破壊 : 切欠き強化および切欠き弱化について
- (3-19) 切欠き材のクリープ破壊 : 有限要素法による応力, ひずみの解析およびき裂伝ぱのシュミレーション
- 耐熱金属平滑材のクリープ疲労下における表面微小き裂発生・成長挙動
- クリープ・疲労条件下の微小き裂発生・成長に及ぼす圧縮ひずみ速度の影響
- 有限要素法による切欠き材のクリープ解析
- 一方向強化AS4/PEEK積層板の高温疲労層間はく離き裂伝ぱに対する繊維架橋によるクラックシールディング効果
- 一方向炭素繊維強化熱可塑性プラスチックスの高温疲労層間はく離き裂伝ぱ
- M2-4 らせん型ナノ要素配列薄膜の変形と破壊(M2 材料評価)
- 耐熱性CFRP積層板の層間はく離高温破壊靱性
- アラミド繊維/エポキシ樹脂複合材料の破壊機構と超音波顕微鏡による損傷評価
- 226 一方向強化CF/PEEK積層板のモードI層間はく離静クリープおよびサイクリッククリープき裂伝ぱ(PMC:疲労とき裂成長)
- クリープき裂の伝ぱ : き裂伝ぱ速度に関する実験結果
- 切欠き材におけるクリープき裂の発生(高温強度小特集)
- 304ステンレス鋼の高温低サイクル疲労き裂伝ぱ
- クリープ・疲労重畳下のき裂伝ぱに関するJ積分による検討
- C07-午前の部(3)-2 フラット化する世界と材料力学の未来(C07 「21世紀における機械工学ディシプリン」午前の部「21世紀における機械工学の役割・貢献」,一般開放行事,市民フォーラム,21世紀地球環境革命の機械工学:人・マイクロナノ・エネルギー・環境)
- 高温における時間依存性疲労き裂伝ぱ
- 1-32 高温低サイクル疲労におけるき裂の伝ぱについて
- 二軸応力下のクリープき裂伝ぱ
- 板幅の広い薄鋼板中央き裂材によるクリープき裂伝ぱ支配力学量の検討
- 318 クリープき裂伝ぱ速度に及ぼす諸因子の影響
- 高温両振り応力下の鋼の変形挙動
- 109 高温両振り荷重下の鋼の変形挙動
- "パソコンによる材料設計" : 分子動力学法プログラム・フロッピーディスクつき, 平尾 一之, 河村 雄行(著), (1994年, 裳華房発行, B5判, 217ページ, 6180円)
- 講座・現代の金属学 材料編1, "材料の構造と物性", (社)日本金属学会(編), 1994年, (社)日本金属学会発行, A5判, 316ページ, 4000円
- "動力プラント・構造物の余寿命評価技術", 日本機械学会(編), 1992年, 技報堂出版発行, A5判, 244ページ, 5665円
- 先端材料シリーズ "宇宙と材料", 日本材料科学会(編), 1991年, (株)裳華房発行, A5版, 260ページ, 4700円
- 先端材料評価のための"電子顕微鏡技法", 日本電子顕微鏡学会関東支部(編), 1991年, (株)朝倉書店発行, B5判, 382ページ, 16000円
- ASTM October Meeting に参加して
- 第4回工学材料と構造物のクリープと破壊に関する国際会議に参加して
- 「ウィルシャー教授の会議」に出席して
- "Design of High Temperature Metallic Components", R.C. Hurst (編), 1984年, Elsevier Applied Science Pub.発刊, 15×23 cm, 202ページ, £25.00
- SUS304の結晶粒界長さおよび角度分布とそのクリープ疲労微小き裂発生・成長に及ぼす影響
- SUS304の高温における一方向引張とクリープ疲労の微小き裂発生・成長挙動の相違
- 316ステンレス鋼平滑材の高温クリープにおける表面粒界微小き裂の成長
- 粒界拡散クリープ下における多結晶体中のキャビティの成長とき裂への遷移
- 高温構造物の強度設計基準について
- 一方向CFRPの高温クリープ層間はく離き裂伝ぱ
- 内圧厚肉円筒クリープおよび残留応力測定について
- 222 金属間化合物 TiAl 鋳造材の高温疲労
- 304ステンレス鋼の高温クリープ疲労における微小き裂の伝ぱ
- 205 304ステンレス鋼平滑材の高温低サイクル疲労における分布微視き裂の伝ぱ(高温疲労き裂)
- 酸化物分散強化形超合金の高温クリープ疲労微小き裂の発生と成長
- 111 酸化物分散強化型超合金のクリープ疲労微小き裂の発生と成長(高温疲労)
- 直流電位差法による高温き裂長さの測定
- 231 アルミ合金 2014-T6 のクリープき裂伝ぱに関する研究
- 高温クリープ疲労における内部微小き裂の発生・成長と消滅
- SUS304の高温疲労き裂伝ぱに及ぼす予クリープ疲労損傷の影響
- 110 SUS304の高温疲労き裂伝ぱに及ぼす予クリープ疲労損傷の影響(高温疲労)
- SUS304の時間依存性クリープ疲労巨視き裂伝ぱに及ぼす圧縮クリープの影響
- 酸化物分散強化型超合金Inconel MA754のクリープ疲労き裂伝ぱ
- Tight-Binding 分子動力学法に基づく単層カーボンナノチューブの変形シミュレーション(分子動力学)
- 内部微小欠陥分布の逆解析による推定
- クリープき裂の伝ぱ : 有限要素法による解析
- 119 粒界破壊抵抗分布モデルに基づくクリープおよびクリープ疲労下の微小き裂発生・成長の確率分布の解析的検討(高温疲労・クリープ)
- 構造物の高温強度について(V) : クリープ強度およびクリープ破断強度
- 面心立方晶の転位発生の分子動力学シミュレーションおよび前駆局所ひずみ集中の格子不安定条件による特性解析
- 引張軸に対して直角方向に拘束を受けるニッケル結晶のへき開破壊に関する原子レベル解析
- 116 クリープキャビティの数値シミュレーション(クリープ特性)
- クリープ疲労き裂伝ぱにおける微視組織的微小き裂から力学的巨視き裂への遷移挙動
- 130 クリープ疲労き裂成長における小さなき裂から大きなき裂への遷移挙動(高温き裂と損傷力学)
- 微小要素における粒界溝初成の原子シミュレーション
- 表面拡散と粒界拡散に基づく電子パッケージ内アルミ配線のストレス・マイグレーション破壊の数値シミュレーション
- 109 多結晶体の粒界拡散クリープによるキャビティの応力分布と成長(高温損傷)
- 201 クリープ・疲労相互作用下のき裂伝ぱ(高温疲労き裂)
- ナノスケール構造を有する微小材料の強度特性(「ナノ, バイオテクノロジーにおける分子動力学シミュレーション」)
- W03-(4) 大学から見たロード・マップ
- 半径方向に温度こう配のある場合の内圧厚肉円筒のクリープ
- 1511 非線形局在モードによるカーボンナノチューブの局所欠陥生成に関する分子動力学解析(OS15-3 ナノ・マイクロの視点からの変形と破壊の力学)
- 繰返し変動内圧を受ける厚肉円筒のクリープ(高温強度小特集)
- SUS304鋼の高温低サイクル疲労における微小き裂の発生と初期成長の観察(信頼性工学小特集)
- クリープ疲労き裂伝ぱ特性にもとづく高温構造材料の寿命・余寿命推定の基本的概念
- Techniques for High Temperature Fatigue Testing, G.Summer , V.B.Livesey(編), 1985年, Elsevier Applied Science Pub.発刊, 23×15cm, 200ページ, £26.00
- き裂長さ分布を用いたクリープ微視き裂の伝ぱ速度の推定
- 粒界破壊抵抗分布モデルによるクリープ疲労微小き裂の発生と初期伝ぱのシミュレーション
- Several Discussions on University Education
- パネルディスカッション (〔日本材料学会〕創立40周年記念号(含 資料)) -- (材料の進歩--極限への設計と評価(シンポジウム))
- 直流電位差法による半だ円表面き裂形状・寸法測定のための電位解析
- 208 直流電位差法の三次元き裂に対する較正関係の簡便決定法(機械的性質・計測)