脳卒中機能障害評価セット : Stroke Impairment Assessment Set(SIAS) : (1)その概要および臨床応用
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概要
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脳血管障害において,機能障害評価は必須である.しかし既存の評価法は十分とは言い難かった.そこでわれわれはBuffalo symposiumの勧告に準じて機能障害評価法Stroke Impaiment Assessment Set(SIAS)を作成した.SIASは運動,腱反射,筋緊張,感覚,可動域,疹痛,体幹,高次脳,健側機能評価を含んでいる.このSIASを用いて発症4週以内の脳血管障害患者66名を評価し,クラスタ-分析にて群分けを行った.SIASの得点分布は弛緩性完全麻痺を示す得点以外はほぼ均等であった.またクラスタ-分析にて全般低下群,健側機能良好群など予後予測に有用と思われる4群に分けられた.以上よりSIASは簡便で有用な機能障害評価表と考えられた.
- 1993-04-18
著者
-
千野 直一
慶鷹義塾大学医学部リハビリテーション科
-
園田 茂
慶鷹義塾大学医学部リハビリテーション
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道免 和久
慶鷹義塾大学医学部リハビリテーション科
-
才藤 栄一
慶鷹義塾大学医学部リハビリテーション科
-
木村 彰男
慶鷹義塾大学医学部リハビリテーション科
-
木村 彰男
慶應義塾大学病院リハビリテーション科
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