大麦縞萎縮ウイルス系統に対する二条大麦品種の抵抗性反応とエステラーゼ同位酵素遺伝子型との関係
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The authors evaluated the reaction of the major Japanese two-rowed barley cultivars to infection with strains I, II and III of barley yellow mosaic virus (BaYMV) (Table 1). Out of 50 cultivars tested, 44, 18 and 47 cultivars were susceptible to strain I, II and III respectively (Table 2). Although almost all of the two-rowed barley cultivars were susceptible to strains I and III, many cultivars were resistant to strain II. 44 cultivars susceptible to strain I could be classified into two groups, susceptible or resistant to strain II. The old cultivars, for instance Kirin Choku 1, Tochigi Golden Melon and Golden Melon Sai 1, were susceptible to strain II, while the introduced or recently improved cultivars, for instance Prior, Svanhals, Haruna Nijo and Amagi Nijo were mainly resistant to it. It could be considered that the resistance gene(s) to strain 11 was mainly incorporated into Japanese two-rowed barley cultivars from Prior, Plumage Archer and Sapporo 7, especially Prior played an important role in the transmission of this resistance gene(s) (Fig. 1).
- 日本育種学会の論文
- 1993-03-01
著者
関連論文
- 水稲玄米の粒重・粒厚と食味関連形質との関係 : 2005年茨城県産コシヒカリの事例から(品質・加工)
- P33 2006年茨城県産コシヒカリにおける食味関連形質と炊飯米の微細構造
- (185)健全なシンビジウム根内組織より分離された共生フザリウム菌の作物発根促進効果(平成9年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (112)非病原性フザリウム菌のフザリウムまたはバーティシリウム萎ちょう病害に対する防除効果(平成9年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 麦類の土壌伝染性ウイルス病に対する大麦品種の抵抗性に関する研究
- 茨城県におけるムギ類土壌伝染性ウイルス病の発生生態と防除に関する研究(第2報)被害と防除法
- 茨城県におけるムギ類土壌伝染性ウイルス病の発生生態と防除に関する研究(第1報)病原ウイルスの系統と発生生態
- (30) カボチャ立枯病菌による果実病斑の進展過程 (関東部会)
- (73) 非病原性Fusarium oxysporumの作物生育促進効果 (予報) (日本植物病理学会大会)
- (57) サツマイモつる割病防除に用いた非病原性 Fusarium oxysporum の植物体内および土壌中におけるモニタリング (日本植物病理大会)
- (153) サツマイモ貯蔵腐敗に対する土壌消毒およびキュアリング処理の効果 (日本植物病理学会大会)
- (94) カボチャ立枯病菌に対するウリ科植物の種類・品種の抵抗性差異 (日本植物病理学会大会)
- (25) nit 変異株を用いた土壌病原菌の生態的研究 : 病原性および非病原性フザリウム菌の混合培養における分別定量法 (秋季関東部会)
- (24) サツマイモつる割病菌と非病原性フザリウム菌の nit 変異株の作出およびその病原性と交差防御機能の確認 (秋季関東部会)
- 有用フザリウム菌の製剤化
- (47) カボチャフザリウム立枯病菌の分離培地の検討 (日本植物病理学会大会)
- (14) 茨城県におけるカボチャ白斑病の発生 (秋季関東部会)
- カボチャ立枯病の生態と防除 (ウリ類の病害)
- オオムギ縞萎縮病の発生生態と耕種的な防除法
- (309) 水田および畑におけるオオムギ縞萎縮病の伝搬, 拡大経過 (平成元年度日本植物病理学大会講演要旨)
- (142) 土壌から分離した放線菌(88-C-a2)のキュウリつる割病菌に対する抗菌活性について (平成元年度日本植物病理学大会講演要旨)
- 二条大麦における大麦縞萎縮ウイルスII型系統に対する抵抗性遺伝子の連鎖分析
- (31) オオムギ縞萎縮病罹病性品種の病土間における反応の違い (昭和60年度地域部会講演要旨(秋季関東部会))
- (35) 茨城県におけるオオムギ・コムギ縞萎縮病および萎縮病の発生分布 (夏季関東部会講演要旨)
- (192) 非病原性フザリウム菌の製剤化に関する研究 第1報 : ジャーファーメンタによる大量培養 (昭和62年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- 21 2005年茨城県産コシヒカリにおける食味関連形質と炊飯米の微細構造
- A122 サツマイモつる割れ病菌の産生する植物毒素
- A208 非病原性フザリウムによって誘導される植物の病害抵抗性 : モデル系の確立と抵抗性獲得にともなう植物の二次代謝変化について
- (201) オオムギ縞萎縮病に対する麦種転換および抵抗性品種導入跡地の発病軽減効果 (昭和63年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (133) 混合培養法における微生物のキュウリつる割病菌に対する拮抗性 (昭和63年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (97) 連輪作圃場におけるダイコン萎黄病の発生変動 (昭和63年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (194) 非病原性フザリウム菌の製剤化に関する研究 第3報 : 吸着剤を用いた菌体の自然乾燥 (昭和62年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (193) 非病原性フザリウム菌の製剤化に関する研究 第2報 : 菌体の真空凍結乾燥 (昭和62年度日本植物病理学会大会講演要旨)
- (38) オオムギ縞萎縮病抵抗性品種「ミサトゴールデン」の罹病について (秋季関東部会講演要旨)
- 大麦縞萎縮ウイルス系統に対する二条大麦品種の抵抗性反応とエステラーゼ同位酵素遺伝子型との関係
- 大麦縞萎縮ウイルス系統に対する大麦品種の抵抗性反応
- 根群の一部切除が水稲玄米の外観品質に及ぼす影響(作物生理・細胞工学)
- 水稲の登熟期の高温条件下における背白米および基白米発生率の遺伝解析
- 温室と高温年の圃場で栽培した水稲における玄米品質低下程度の比較
- 4.水稲品質の高温耐性育種の可能性 : 茨城県における取り組み(I.話題提供, 温暖化する気象条件下での早期栽培イネにおける品質・収量低下に対する技術的対応)
- 17 麦類の低温による幼穂・穂の被害について
- 21 「常陸秋そば」の安定栽培法(畑栽培)
- 28 播種期の遅れが麦類の茎別の収量に与える影響について
- 地元産堆肥を活用したブランド米産地づくりの取り組み
- 地元産堆肥を活用したブランド米産地づくりの取り組み
- 耕畜連携によるトップブランドコシヒカリ産地の育成
- 水稲品質の高温耐性育種の可能性 : 茨城県における取り組み(シンポジウム2)(日本作物学会第216回講演会要旨・資料集)
- 6 根群の一部切除が水稲の玄米品質に与える影響
- 7 茨城県における気象の長期変化が水稲「コシヒカリ」の生育、収量構成要素に及ぼす影響
- そば粉の粗タンパク質含量と製麺性との関係