ラベンダー葉由来カルスにおける青色色素の生産
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概要
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2,4-DとカイネチンあるいはlBAとBAを組み合わせて添加したMS培地でラベンダー葉よりカルスを誘導した.2,4-Dとカイネチン添加培地でより高いカルス化率を示し,一部のカルスが同培地で青色色素を生産することを認めた.カルスの増殖には1×10^<-6>M2,4-D+1×1O^<-6>Mカイネチン添加培地が最も適していたが,青色色素の生産には5×10^<-6>〜5×10^<-5>M2,4-D添加が必要であった.特に,1×10^<-5>M2,4-D+2×10^<-5>Mカイネチン添加培地ではカルスのほとんどが青色色素を生産するとともに同組成の培地への植え継ぎによりその生産を継続した.一方,1×10^<-6>M2,4-D+1×10^<-6>Mカイネチン添加培地への移植により青色色素生産性は消失した.
- 1996-12-01
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