冷害年次 (1993 年) の静岡県藤枝市におけるイネ減収要因について
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概要
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1993年次は, 東北地方を中心に未曾有の大凶作に見舞われた.その凶作の原因として, 幼穂形成期, 減数分裂期および開花期の低温と穂イモチ病の多発が指摘されている.暖地においては, イモチ病が多発が指摘されている.暖地においては, イモチ病が多発して減収の要因となったが, 一部の高冷地を除けば低温は問題となるほどではなかった.著者らは暖地における気象災害として昭和63年の日射量不足について報告した.1993年において, 暖地では日照不足に見舞われたが, 今回は栽培法の違いが収量に大きく影響したことが明かとなった.この報告は, 1992年次から静岡大学農学部附属農場の近隣の熱心な稲作農家の水田を対象に調査し始めた矢先の2年目において遭遇した冷害年次の栽培事例の調査結果を取りまとめたものであり, 1992年の結果と比較しながら1993年における減収要因について考察したものである.本実験を行うにあたりご協力を頂いた待井常男氏に深く感謝の意を表する.
- 日本作物学会の論文
- 1994-12-01
著者
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浅井 辰夫
静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センター
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西川 浩二
静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センター
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浅井 辰夫
静岡大農
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青木 包雄
静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センター
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山田 福次
静岡大学農学部
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西川 浩二
静岡大学農学部
-
浅井 辰夫
静岡大学農学部
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