ミスト機による除草剤散布技術について : 第1報 麦圃における除草剤散布
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概要
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1)ミスト機による除草剤散布は散布盤が同じ場合,I噴霧機に上る散布に比して,やや除草効果が低下するものの実用上差支えないと考えられる。2)稀釈水量はa当り1.0〜3.0lの間であれば除草効果に大差がない。多口喧管ではL3〜2.04,単頭噴管では2.0〜3.0lが作業上適当である。3)散布時の土壌水分の多少や除草剤の種類が異なる場合の除草効果の変化は噴霧機による場合と大差がない。4)1人で作業ができる上に動力噴霧機と比較しても能率が高く,多口噴管を使用した場合10a当り全作業時間は30分前後である。5)噴霧機に比して,除草効果が低いのは一部の薬液が大氣申へ飛散するためと推定されるが,さらに検討が必要である。
- 日本作物学会の論文
- 1971-12-10
著者
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