茶樹休眠の季節変化とそれに伴う生化学的変化の品種・系統間差異
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概要
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早晩性の異なる日本3品種及びアッサム種2系統を用い,冬季から春季にかけての休眠,成葉の耐凍性,含水率および糖含量の時期別変化の比較を行った。1.日本3品種の休眠程度と被害度の変化は良く一致した。2.日本3品種の休眠程度と糖含量及び含水率の変化は,早生品種ほど良く一致し,晩生になるに従って遅れる傾向が認められた。3.アッサム種2系統の休眠は,日本3品種と異なる特性を示した。4.アッサム種2系統の休眠程度と被害度,含水率および糖含量の変化は一致しなかった。
- 日本作物学会の論文
- 1998-05-15
著者
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