暖地馬鈴薯の育種に関する研究 : 第1報交配種子の発芽について
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概要
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暖地で馬鈴薯の交配種子の実生を育成する場合,種子の発芽が極めて不良で,又暖地で採種した種子は北海道等の寒高冷地で採種した種子より更に発芽が悪く,不揃である。(1956年〜1959年,砕箇年平均の実生床に於ける播種粒数に対する立酋歩合は,愛野採種2斗。5%,北海道島松採種3斗.4%)そのために交配により期待された優良形質を有する個体を逃す恐れが多分にあり,又,苗床面積及管理に無駄があった。そこで,種子の休眠,並に発芽最適温度,及び発芽促進方法について1959年〜1960年に試験を行ったところ,実生育成上若干見るべき資料を得た。
- 日本作物学会の論文
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