イネ葯培養一段階法における F_1 と親品種のカルス形成及び植物体再分化の差異

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
イネの葯培養一段階法はカルス移植の手間を省き, 培養期間を短縮できることから, 大幅な省力化に役立つと考えられている。しかし, 一段階法はまだ試験例が少ないため, 育種技術としては十分な検討が加えられたものではない。二段階法では, 品種によりカルス形成率, 植物体再分化率に差があることが認められている。それらの発現機構についてはまだ十分解明されていないが, 遺伝的要因と外生ホルモンとの反応によると言われている。本研究は, 一段階法実用化の資料として, F_1と親品種のカルス形成率, 緑色植物体再分化率の差について検討したものである。
日本作物学会の論文
1987-03-31

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク