1 段培養法によるイネの葯培養について
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概要
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従来のイネの葯培養は, まず脱分化培地でカルス形成を行い, 次いで再分化培地へ移植して植物体形成を行う2段培養法によっていた。しかし, この方法はカルス移植に労力を要するばかりでなく, 植物体の再分化率も低いのが欠点である。本試験では, 葯培養の省力化および再分化率の向上を図るために, すでに中村らが発表した1段培養法について, その実用性を検討した。
- 日本作物学会の論文
- 1986-03-31
著者
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