自殖世代におけるヘテロ接合性の変化
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概要
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遺伝子型がヘテロ接合の個体の自殖世代で, ヘテロ接合性の変化について遺伝子乗換(kosambiレベル)の数値計算により調べた.連鎖する遺伝子座の間の距離が0.04Mでは10世代, 0.1Mでは4世代, 0.2Mでは3世代で連鎖遺伝子座は独立の座位にあるのと同等の関係になり, 距離が0.4M以上では独立の遺伝子座に近い行動をとった.連鎖する遺伝子座が複数のときヘテロ接合性は近似的に最も離れた2つの座で考えることができた.独立した遺伝子座が固定しているとき連鎖する遺伝子座のヘテロ接合性は独立した遺伝子座の数が12個で連鎖する遺伝子座の間の距離が0.01Mの場合でも10世代で最大となった.
- 日本作物学会の論文
- 1991-03-30
著者
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