大麦の強稈性に関する研究 : 第11報 ^<14>C トレーサー法よる強稈性の生理的研究 (1)
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概要
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A brittle culm variety, Sekitorisai-No. 1, and a stiff culm variety, Haganemugi (Hordeum sativum, JESSEN) were used. After ^<14>C application to plants in early heading stages, ^<14>C-translocation was studied till maturing stage. Total ^<14>C assimilated products of both varieties were regarded as Haganemugi ≫ Sekitorisai-No. 1, and total ^<14>C consumption by respiration as Haganemugi ≫ Sekitorisai-No. 1. So it is considered that photosynthetic activity and respiration ability are larger in Haganemugi than in Sekitorisai-No. 1. Distribution of ^<14>C among the entire plant was also determined. The distribution ratio of ^<14>C was regarded in Sekitorisai-No. 1 as follows; leaves ≫ leaf sheaths > culms. The ratio in Haganemugi was regarded as leaves ≫ culms > leaf sheaths, and besides a great difference of distribution state was regarded in culms of both varieties. On the total ^<14>C of culms, the stiff culm variety was larger than the brittle culm variety. The metabolic activity of each organ tissue was estimated as Haganemugi > Sekitorisai-No. 1. On the assimilation of ^<14>C and translocation of ^<14>C, the differences were regarded in the both varieties. Namely, assimilated ^<14>C contributed to the storage substances production in Sekitorisai-No. 1, and on the other hand, assimilated ^<14>C was used for both of storage substance production and organ tissue constitution. It is considered that such a great difference of physiological characters between both varieties has close contacts with the culm strength of them.
- 日本作物学会の論文
- 1965-12-25
著者
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