^<14>C-アロキシジン処理したダイズにおける残留性
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概要
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新規除草剤Alloxydim-sodium (ADS)をダイズの第二葉期に葉面処理し, 収穫期における残留量と種子に取り込まれた微量の放射能の性質を調べた.種子に取り込まれた放射能はADS処理後9週目にADS換算で0.022∿0.039ppmであり, 薬剤処理後3日または7日に人工降雨を与えた場合と無降雨区との差は見られなかった.また, 7-^<14>Cと1, 5-^<14>Cのラベル位の違いによる残留量の差も見られなかった.種子に取り込まれた微量の放射能は油脂区, 繊維素区への取り込みはほとんどなく, 多くは水溶性区に検出された.蛋白区への取り込みはADS[7-^<14>C]処理の場合, 種子中放射能の28%に達したがADS[1, 5-^<14>C]処理の場合は5%でdimedone骨格は大部分水溶性区に残存することが示された.
- 日本農薬学会の論文
- 1979-08-20
著者
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石原 莞爾
日本曹達(株)小田原研究所
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橋本 恭明
Odawara Research Center, Nippon Soda Co., Ltd.
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添田 吉則
Odawara Research Center, Nippon Soda Co., Ltd.
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石原 莞爾
Nisso Institute for Life Science, Nippon Soda Co., Ltd.
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添田 吉則
Nisso Institute for Life Science, Nippon Soda Co., Ltd.
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橋本 恭明
Nisso Institute for Life Science Nippon Soda Co., Ltd.
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添田 吉則
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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橋本 恭明
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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