アロキシジンのダイズにおける動態
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概要
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7位に^<14>C標識したalloxydim-sodium(ADS)をダイズの第一葉期に葉面処理し, ADSの吸収, 移行および代謝分解を調べた.全放射能の消失速度は速く, 処理後2週目で処理放射能の51%に減少した.放射能は大部分処理葉に残留し, 他の茎葉への移行は最高で処理放射能の3.8%であった.ADSは急速に代謝分解され, 主要な生成物としてADSの脱アリロキシル体であるCM-Iを与え, 処理後4日で処理放射能の46%にも達した.他の代謝分解産物として二種のオキサゾール体(CM-II, III)と脱メトキシカルボニル体が少量存在した.処理後時間の経過に伴って極性代謝物が増加し, この極性代謝物は, PectinaseまたはCellulase処理でalloxydim, CM-I, II, IIIと構造未知の二化合物を生じた.
- 日本農薬学会の論文
- 1979-08-20
著者
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石原 莞爾
日本曹達(株)小田原研究所
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橋本 恭明
Odawara Research Center, Nippon Soda Co., Ltd.
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添田 吉則
Odawara Research Center, Nippon Soda Co., Ltd.
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石原 莞爾
Nisso Institute for Life Science, Nippon Soda Co., Ltd.
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添田 吉則
Nisso Institute for Life Science, Nippon Soda Co., Ltd.
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橋本 恭明
Nisso Institute for Life Science Nippon Soda Co., Ltd.
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添田 吉則
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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橋本 恭明
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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