サブランスによる転炉終点温度制御
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概要
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A new end point temperature control system introducing a sublance has been developed in Steelmaking Plant-II (nominal capacity : 100t×2, 110t×1), Muroran Works, Nippon Steel. The main body of the sub-lance is a water-cooled steel pipe (2-1/2" O. D.) which moves up and down vertically along the guide rail. The sensor attached to the tip of the lance is a consumable immersion thermo-couple of the same type as that used in the turn-down temperature measurement. By using the sub-lance, the bath temperature can be measured without stopping the oxygen blow, and "dynamic end point control" has thus become possible. Of every heat, the sub-lance starts to measure the bath temperature at 350 Nm^3 (one minute) prior to the calculated total oxygen, and the rising temperature curve is modified accordingly. Since September 1968, when it was made operative at No 3 vessel, the sub-lance has been working quite satisfactorily. As the result : (1) The end point temperature control (±10℃) was improved by 15-17% reaching 87% of the on-temperture rate. (2) Consequently efficiency in steelmaking was improved markedly, and in April 1970 the plant established a world record of 2762 heats per month.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1972-01-01
著者
-
湖海 克明
新日本製鉄(株)生産技術研究所
-
古崎 宣
新日本製鉄(株)技術開発本部
-
都築 誠毅
新日本製鉄(株)室蘭製鉄所製鋼部
-
高橋 紀夫
新日本製鉄(株)室蘭製鉄所製鋼部
-
高橋 紀夫
新日本製鐵(株)室蘭製鐵所
-
湖海 克明
新日本製鉄(株)室蘭製鉄所技術管理部
-
都築 誠毅
新日鉄室蘭製鉄所
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