若年者胃癌の検討

元データ 1988-07-01 一般社団法人日本消化器外科学会

概要

若年者胃癌22例23病巣について胃癌取扱い規約に基づいて臨床病理学的検索を行った.年齢は20歳から29歳,平均26.3歳で,男女比は1.4:1であった.頻度は切除胃癌の2.9%で,初発症状では消化性潰瘍を示唆するものが多かった.占居部位はMが78.3%を占めた.肉眼型分類ではO型が52.2%で,3,4型は合計30.4%と低率であった.組織学的分類では低分化型が87%と多かった.組織学的進行程度はstage Iが50%,IVは13.6%と低率であった.手術成績は切除率100%,治癒切除率86.4%であり,遠隔成績は切除例の実測5生率は76.5%で,治癒切除例のそれは92.9%であった.若年者胃癌治癒切除例の予後は一般胃癌よりも優れた成績であった.

著者

内田 雄三 大分医科大学第2外科
柴田 興彦 大分医科大学第二外科
友成 一英 大分医科大学第2外科
古澤 毅 古沢胃腸病院
松本 興三 古沢胃腸病院
藤富 豊 古沢胃腸病院
穴井 博文 古沢胃腸病院
古沢 毅 古沢胃腸病院
柴田 興彦 大分医科大学第2外科
柴田 興彦 大分医科大学
友成 一英 友成医院
松本 興三 大分消化器病院消化器科
藤富 豊 大分県厚生連鶴見病院外科
内田 雄三 山梨県立中央病院産科
内田 雄三 大分医科大学 外科第二

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