実験設計学 : 一般設計学のための実験的方法
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概要
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CADに対する一般的要求を探究する立場から, 実際に行われている設計者の設計行為を分析する設計実験という手法を用いて, 帰納的に設計モデルを提案した.実験の結果, 設計者は設計における思考を機械の機能に関する表現と属性に関する表現を用いて伝達していることがわかった.それらの表現間の推移から設計過程の動的構造を解明することにより, 設計過程の帰納的モデルとして(1)機能・属性推移モデル, (2)マルコフモデル, (3)フローダイアグラム, (4)論理構造モデルを得ることができた.これらに基づき設計を効率的に行うためのいくつかの提案を行った.実験の結果から得られたモデルにより, 演繹的方法による設計研究の検証ができたと考えられる.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1981-07-05
著者
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