「安楽死事件」を通して考える生命の質 : 看護教育の立場から(第8回日本生命倫理学会年次大会セッション「安楽死」)
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概要
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看護婦とは誰か、看護とは何か。看護婦は看護を必要とする人々のために存在する。特に、人々の生活の中で最も深刻な、そして情緒的に混乱した状況に直面している人々を援助する。ここ数年、生命倫理は医療従事者の中の重要な論点となっているが、それは教育においても同じである。しかし、生命倫理に関する教育は、学生に単に講義するだけでは効果はない。そこで、今回「生命の質」について考える授業で、学生の動機付けと自己思考力を高めるために「安楽死事件」のビデオテープを教材として用いたところ成果が得られたのでその結果を報告する。
- 日本生命倫理学会の論文
- 1997-09-08
著者
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足立 みゆき
鳥取大学医学部附属病院
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宮脇 美保子
鳥取大学医療技術短期大学部
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宮脇 美保子
鳥取大学 医療技術短期大学部
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足立 みゆき
鳥取大学 医療技術短期大学部
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井山 壽美子
鳥取大学 医療技術短期大学部
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井山 壽美子
鳥取大学 医技短大 看護
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宮脇 美保子
鳥取大学 医学部保健学科
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