昭和基地におけるエートケン粒子濃度について : 序報(第1回南極気水圏シンポジウム)
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概要
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昭和基地において1977年2月から1978年1月まで1年間,ポラック型のエアロソル自動測定装置によってエートケソ粒子高度の測定を行った.エアロソル濃度は冬期に低く,夏期に高い年変化があった.その濃度は冬期に50〜100個/cm^3,夏期に200〜300個/cm^3のときが多かった.しかし,日々の濃度は気象状態によってかなり変動した.特に冬期においてもブリザードの来襲時には1000個/cm^3以上増加することが認められた.3月には日変化が見られるときがあった.
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