みずほ観測拠点における水蒸気量観測
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1976年11月30日から1977年1月21日まで,みずほ観測拠点において水蒸気量の測定を行った.測定期間中,相対湿度は30〜80%の値を示し,低気圧の影響を受けている期間は,斜面下降風に支配されている気象状況のときよりも高い相対湿度が観測された.水蒸気量が測定された気温範囲は,-6.5℃から-22.8℃であった.水蒸気量の測定結果から,この測定期間中の雪面からの昇華量が計算された.計算結果は雪尺測定による消耗量の2〜3倍になった.
- 国立極地研究所の論文
著者
関連論文
- 奥氷河岩・白瀬氷河上湖の採水調査
- みずほ高原の基盤・表面地形および積雪の堆積について
- 海氷上積雪および飛雪に含まれる海塩
- 1978-1979年マクマード地域国際共同観測報告
- ブライド湾とセールロンダーネ山地間の氷床地形(英文)
- 4A. 南極氷中の火山灰(日本火山学会 1985 年度春季大会講演要旨)
- 南極みずほ基地の700m掘削孔における温度分布
- 26. 南極氷床中の火山灰層の特徴(日本火山学会 1985 年度秋季大会講演要旨)
- みずほ観測拠点における水蒸気量観測