表計算ソフトを利用した待ち行列シミュレーション・モデリングの学習
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概要
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待ち行列に関わる基礎理論とモデル化の習得を目的として,表計算ソフト(Lotus1-2-3)を利用した教育方法とその学習効果について検討した.先ず,学習内容および方法を明確にするため,待ち行列の基本理論を整理してアルゴリズムを明確にするとともに,この方法によるシミュレーションの精度を確認した.そして,この方法を実際の講義に用いた場合の学習効果について考察した.その結果,このシミュレーション手法は.(1)精度が高く,しかも(2)プログラミングや作図,作表が容易で,(3)本来の学習の目的である,計算機上でのモデル化の方法を理解することに集中できる,という理由から,初学者のOR等のモデル化の学習に有効であるとの結論を得た.
- 日本教育情報学会の論文
- 1994-03-15
著者
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