遺伝的アルゴリズムを用いた交渉支援システムにおけるカオス的探索
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概要
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グループ意思決定に基づく交渉において合理的な妥協案を提案することを目的として、遺伝的アルゴリズムによる交渉支援のためのシミュレーションシステムについて検討している。ここでは、遺伝的アルゴリズムは、(1)譲歩の程度を表す因子(譲歩の度合)をコード化した値で遺伝子型表現を行い、(2)個体の適応度を譲歩に寄与する度合で表すという操作に基づいて、交渉での譲歩案を見い出すのに用いている。今回は、増殖が適応度に密接に対応するという自然淘汰理論に基づき、この関係から導き出される周期倍分岐に観察されるインターミッテントカオスを利用して、親となる個体群を探索し、交渉での最適解を見い出す方法について検討した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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