看護学生の老人に対するイメージの変化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本学の看護学生のもつ老人イメージとその変化について調査し,分析した。その結果,1年生は2,3年生より肯定的な老人イメージをもっていた。2,3年生のもつ老人イメージは1年生よりも否定的であり,学内の学習経験は老人イメージに否定的な影響を与えていると考えられる。3年生は臨床実習の体験を通して,2年次よりも老人に対して否定的イメージをもっていた。本学の看護学生のもつ老人イメージは学習経験や実習体験によって,やや否定的に変化していくことがわかった。よりよい老人看護をめざすには,学生が老人に対して幅広いイメージをもち,片寄らない老人観を形成していけるような教育をすることが重要であると考える。
- 順天堂大学の論文
- 1993-03-25
著者
関連論文
- 成人看護急性期実習における学習効果の検討(その2) : 術直後の記録用紙を用いた学習の評価
- 慢性期実習における学習達成状況の分析(その2)
- 慢性期実習における学習達成状況の分析
- 成人看護学の構成と内容
- 成人看護学実習の実態と課題
- 清拭における石けんの皮膚残留度の研究
- 特別養護老人ホーム実習の学習成果
- 看護学生の老人に対するイメージの変化
- 効果的な臨床実習に必要な条件