グループ・アプローチと教員養成 : 自己と出会う体験の提供
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概要
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教職をはじめとする対人援助職を志望する学生を対象に,集中的エンカウンター・グループ合宿を実施した。終了時に回収したアンケート結果の分析により,参加者の多くがグループ体験を通じて,自己の新たな側面についての発見をしていることが明らかになった。課題そのものの効果として,もしくは課題を通じて他者と関わる体験により,それまで有していた自己イメージや価値がいったん崩されて危機に直面し,その後再構築されて自我同一性の達成-と向かうために必要な機会を,大学における対人援助職の職業教育の中に用意する意義について考察する。
著者
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