Geology of the Neogene System in and around the Samburu Hills, Northern Kenya
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The Neogene System in and around the Samburu Hills, northern Kenya, is divided into seven main formations on the basis of stratigraphy and geochronology, which in ascending order are the Nachola, Aka Aiteputh, Namurugungule, Nanyangaten, Kongia, Nagubarat and Tirr Tirr Formations. The Nachola and Aka Aiteputh Formations of Makinouchi et al. (1984) have been redefined. The Nachola Formation, which is widely distributed along the Baragoi River, is the lowest part of the Neogene System and either unconformably overlies the Precambrian Basement Complex or is in fault contact with it. It consists mainly of basalts, phonolitic trachytes and their pyroclastics, and sediments. The Aka Aiteputh Formation conformably overlies the Nachola Formation and occurs in the Nachola area and the Samburu Hills. It is mainly composed of basalts intercalated with trachytes, trachytic pyroclastics and sediments. The Namurungule Formation consists chiefly of clastic sediments with intercalations of mud flow deposits and tuffs, and covers the Aka Aiteputh Formation. No structural gap between the Aka Aiteputh and Namurungule Formations is recognizable. The Nanyangaten Formation, consisting of basalt lavas, which is one of the "undifferentiated basalts" of Mainouchi et al. (1984), unconformably overlies the Nachola and Aka Aiteluth Formations. Kenyapithecus occurs in the Aka Aiteputh Formation at Site BG-X of the Nachola area (Ishida et al., 1984). The bed containing Kenyapithecus accumulated between 15.4 Ma and 12.8 Ma according to K-Ar dating of volcanic rocks (Itaya & Sawada, 1987). On the other hand, the Samburu hominoid fossil occurs in the Namurungule Formation (Makinouchi et al., 1984; Ishida et al., 1984) whose K-Ar age is between 10.8 Ma and 7.3 Ma (Itaya & Sawada, 1987). A major structural gap is recognized between the Namurungule and Nanyangaten Formations indicating that a significant tectonic disturbance in the (northern Kenya Rift) took place between about 10 Ma and 7 Ma based on geological data obtained by this work and Makinouchi et al. (1984), and geochronological data of Itaya & Sawada (1987).
- 京都大学の論文
著者
-
沢田 順弘
島根大学総合理工学部
-
Shiro ISHIDA
Faculty of Science, Kyoto University
-
Masaaki Tateishi
Faculty Of Science Niigata University
-
Ishida Shiro
Faculty Of Pharmaceutical Sciences Tokushima Bunri University
-
Shiro Ishida
Faculty Of Science Kyoto University
-
Yoshihiro SAWADA
Faculty of Science, Kyoto University
-
Sawada Yoshihiro
Faculty Of Science Shimane University
-
TATEISHI Masaaki
Faculty of Science, Niigata University
関連論文
- 宍道地溝帯中軸部, 美保湾で発見された更新世火山とその地質学的意義
- 近畿北部,鮮新世照来層群寺田火山岩層のK-Ar年代
- 345. イエメン台地における鮮新世 : 第四紀玄武岩類のK-Ar年代と全岩およびSr・Nd同位大組成
- 島根県, 鮮新-更新統江津層群テフラ中に産するコランダム, トパーズ, 紅柱石, ガーネットの起源
- P-235 鮮新-更新統江津層群テフラ中のAlに富む鉱物の起源(26.第四紀地質,ポスター発表,一般講演)
- 島根県, 鮮新-更新統江津層群に挟在するテフラの火山ガラスと鉱物の化学組成
- 山陰地方の中新統層序と古地理
- E32-01 琵琶湖南部後期白亜紀珪長質巨大マグマ溜り
- P-67 ケニアリフトの中新統ナカリ層の堆積環境と古気候の復元(10.堆積相と堆積システム・シーケンス,ポスター発表,一般講演)
- ケニア・フォノライト溶岩の鉱物^Ar/^Ar年代とその人類学的意義((7)人類誕生,その前夜と黎明)
- ケニアにおける中新世ヒト上科化石産出層の地質学的背景と年代((7)人類誕生,その前夜と黎明)
- 人類紀年代学--進化したレーザー加熱単結晶アルゴン年代測定法 (総特集 人類誕生--その前夜と黎明)
- 隠岐島後における末期中新世, 隠岐アルカリ火山岩類の地質とマグマ供給系
- P-164 一枚の流紋岩溶岩中に見られる組成的不均質性の成因 : 隠岐島後, 末期中新世流紋岩の場合
- 隠岐島後における前期中新世郡累層と縄状構造をもつ末期中新世ショショナイト・シート(フォト)
- 隠岐島後, 末期中新世葛尾火山岩類中の火道とフィーダー岩脈
- 隠岐島後における末期中新世隠岐アルカリ火山岩類の成因
- 357 隠岐島後、新第三紀後期の多様な火山岩類の成因
- A51 ウイーヘルト地震計記録にみる阿蘇火山の爆発活動(火山教育・阿蘇火山,日本火山学会2006年秋季大会)
- 大陸リフト帯縁辺部における後背地の拡大と半地溝埋積過程への影響 : ケニアリフト北部,中新統ナムルングレ層の例(11.堆積相と堆積システム・シーケンス)
- ケニアリフトの中新統から読みとった気候変化とその意義((7)人類誕生,その前夜と黎明)
- ケニアリフトの堆積物に記録された気候変動--インドモンスーンとの関わり (総特集 人類誕生--その前夜と黎明)
- ケニア地溝帯における類人猿からヒトへの進化--地質学的背景と年代 (総特集 人類誕生--その前夜と黎明)
- P-99 半地溝盆地を埋積する地層の形成過程 : ケニアリフト北部,サンブル丘陵の中新統ナムルングレ層の例(14. 堆積相と堆積システム・シーケンス)
- 火山泥流に埋もれたナチョラピテクス群:ケニア・リフト北部における1500万年前のアルメロの悲劇
- 北ケニア,ナチョラ-サンブル・ヒルズ地域の1998-99年,堆積学的視点からの地質調査報告
- P4. 島根県堂床山の不安定急崖とその直下に広がる岩屑なだれ堆積物の形成(斜面崩壊,地すべり,ポスターセッション)
- 阿蘇火山中岳における主な爆発活動と火山性微動の関係 : ウィーヘルト地震計に見られる振幅変化
- 252. ケニア・リフト北部の新生界にみられる不整合とその意義について
- 中国・四国地方の白亜紀〜古第三紀火成活動 : 火成岩類の対比を中心として(西南日本における白亜紀〜古第三紀火成活動の変遷,200号記念号)
- 三瓶火山・プリニー式噴火で埋まった樹木と地質変動(日本の露頭No.7)
- 三瓶小豆原埋没林に刻まれた火砕流の記録
- 島根県大田市の掘削コアから発見された鬱陵島の完新世初期火山活動由来の漂着軽石
- 356 島根県中央部、中新世掛合火山-深成複合岩体の成因 : 部分融解・液相不混和・結晶分化・マグマ混合
- 島根県掛合陥没体における火山岩と深成岩の対応関係およびそれらの成因 : 火山および火山岩
- A12 地質学と古地磁気学からみた大山弥山北方の山塊と堆積物の諸特徴とその意義(火山の地質・形成史(2),日本火山学会2006年秋季大会)
- A01 三瓶山と大山から発見された自己反転熱残留磁化鉱物
- 十和田aテフラの噴出過程と火砕流定置温度の見積もり
- O-171 隠岐島後における後期新生代玄武岩類の時代変化(20.深成岩・火山岩とマグマプロセス,口頭およびポスター発表,一般講演)
- 247 パキスタン北部,チラス岩体中の超苦鉄質層状岩体の起源
- 365. パキスタン北部コーヒスタン帯チラスはんえい岩体の地質
- 499. パキスタン北部コヒスタン島弧中の巨大なノーライト岩体について : 超塩基性-塩基性層状岩の形成過程と、その起源
- O-69 隠岐島後南東部の地質 : 特に後期新生代火山活動を中心にして(9. 地域地質・地域層序)
- GSJ標準試料JB-1a, JB-3, JG-1aおよびラホヤ標準試料のNd同位体組成
- ケニア地溝帯におけるヒト誕生前後の環境変遷史を如何にして解読するのか?
- 291 付加体における高温型変成作用とSタイプ花崗岩の成因 / 高月山花崗岩中の包有物からの検討
- 428 愛媛県中新世高月山花崗岩体中の包有物
- Crushing performance and contamination tdals of a tungsten carbide ring mill compared to agate grinding
- P-139 鹿児島県大隅半島,高隈山花崗岩の地質学・岩石学(24.深成岩及び変成岩,ポスター発表,一般講演)
- P-145 三瓶火山・男三瓶のデイサイト溶岩ドーム縁辺部における地質構造(18.噴火と火山発達史,ポスター発表,一般講演)
- 島根県江島の更新世玄武岩と鳥取県弓ヶ浜砂州南東端粟島の中新世流紋岩のK-Ar年代
- 東アフリカ大地溝帯における洪水的火山活動 (総特集 人類誕生--その前夜と黎明)
- P-235 ペントランダイト,Tiファッサイト,Ol-Cpx-Af±Opxシンプレクタイトを含む隠岐島後の更新世玄武岩(27. 岩石鉱物一般)
- P2 S-タイプ花崗岩中の黒雲母中の有機物と黒雲母の TEM 観察
- O-264 ケニア・リフト帯に分布する塩湖と淡水湖の特徴(32. 第四紀地質)
- 日本海のおいたちを記録した島:隠岐島後(おきどうご) (特集 山陰地質情報展)
- 島根県,神原第2遺跡の三瓶火山太平山火砕流堆積物の定置温度見積もり : 縄文人は被害を受けたか?
- 山陰西部国府火山岩類のK-Ar年代
- 人類誕生,その前夜と黎明--特集を組むにあたって (総特集 人類誕生--その前夜と黎明)
- B20 宍道地溝帯中軸部における更新世火山群
- 三瓶山小豆原埋没林は火砕流の影響を受けているか?
- 島根県益田市の部分融解ガラスを含む含藍晶石片麻岩質捕獲岩
- 広島県吉舎地域・高田期の「双三火山-深成複合岩体」 : 斜長石Sr同位体比組成からのアプロ-チ
- 近畿北部,中新世北但層群八鹿累層火山岩のK-Ar年代
- 東アフリカ大地溝帯の地球科学的研究 : 回顧と展望
- 364. 山陰帯因美・鉛山迸入岩類のSr・Nd同位体比
- 268 西南日本内帯白亜紀-古第三紀花岡岩類におけるSr同位対比の広域変化
- 383 Sr,Nd同位体からみた山陰中央部における第三紀火成活動の時代的変遷
- A14 阿蘇-4火砕噴火に伴われる軽石と斑晶包有物に見られる多種多様な組織・構造・組成とその意義(浅部マグマ過程,口頭発表)
- 島根県出雲大社、稲佐海岸に漂着した姶良カルデラ由来軽石を含む多量の軽石
- 250 山陰地方・中新世マグマ組成の地域的変異 : 日本海緑辺の1つのfailed rift帯の火成活動
- P-271 美濃帯西部,5万分の1横山地域の地質と構造
- O-91 琵琶湖周辺地域における白亜紀珪長質 : 苦鉄質火成活動
- 隠岐島後,末期中新世葛尾層火道角礫岩と粗面岩岩片中のアルカリ長石K-Ar 年代
- 資料 島根県八束町入江における大根島玄武岩ボ-リング調査(1998年)結果の報告
- 中国・四国地方における白亜紀〜第三紀火成岩類の放射年代
- 隠岐島後,油井-長尾田地域における郡層と重栖層の火山岩類の岩石記載と全岩K-Ar 年代
- 330. 中国地方中部における起源物質を異にする多様な白亜紀火成岩類の成因
- 白亜紀吉舎火山岩類および周辺花崗岩類のRb-Srアイソクロン年代とその地質学的意義
- 琵琶湖南部白亜紀環状花崗岩体と湖東コールドロン
- 281 広島県白亜紀吉舎火山岩類 : 特に高マグネシア安山岩について
- Travertines in Yemen Plateau, and Chagai Arc of western Pakistan
- A19 珪長質火成岩中の有機物 : 特に有機珪素化合物の存在の可能性
- Geology of the Neogene System in and around the Samburu Hills, Northern Kenya
- 珪長質マグマの生成・上昇過程で関与した堆積物由来の有機物の痕跡 (総特集 花崗岩研究の最前線--花崗岩成因論の新地平をめざして) -- (新手法・新視点による花崗岩の解明)
- 琵琶湖北東部,後期白亜紀貝月山花崗岩体
- B13 宍道地溝帯中軸部で発見された F-phlogopite、Cr-bronzite、Cr-spinel を含む更新世安山岩
- 467. 鉱物組成からみた三瓶山溶岩円頂丘の山体区分
- O-281 三瓶火山における火砕流-岩屑なだれ堆積物の定置温度見積もりと給源推定(25. 噴火と火山発達史,口頭発表,一般発表)
- P-241 隠岐島後における末期中新世アルカリ火山岩類の成因(31. 火山岩とマグマ供給系,ポスターセッション,一般発表)
- 琵琶湖南部後期白亜紀環状花崗岩質岩体のK-Ar年代:巨大コールドロンにおける冷却史
- Daisen and Daikonjima Volcanoes : Contrasting Quaternary volcanoes in the central part of San’in Province, SW Japan
- O-307 愛媛県,石鎚火山-深成複合岩体におけるマグマ活動史(26. 深成岩・火山岩とマグマプロセス,口頭発表,一般発表)
- O-49 宍道地溝帯-日本海-東アフリカ大地溝帯(6. 環日本海・オホーツク海の火成活動とテクトニクス,口頭発表,一般講演)
- O-103 美濃帯西部のI型-II型地層群相当層の境界付近の地質と構造発達史(11. 地域地質・地域層序,口頭発表,一般発表)
- O-63 宍道地溝帯と後期新生代火山活動(8. 活構造とリフト系:宍道-中海地溝帯を中心にして,口頭発表,一般発表)
- 344. パキスタン西部, モスリムバーグ地域のオフィオライトとメランジェ帯 : 火成活動とその造構場
- 223 琵琶湖南部周辺の火成岩類のK-Ar年代 : 白亜紀末巨大コールドロンの推定
- 295 島根県東部における第三紀火山岩類のK-Ar年代
- K-Ar Ages of Volcanic Rocks in the Samburu Hills Area, Northern Kenya