高等学校における3年間を見通した特別活動の展開 : 自主活動を中心に据えた活力ある集団づくりの試み
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概要
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「生徒自身の手で自律した体育祭を創る」・・・・・・2002年2月2日付けで高校体育祭運営局から提示されたコンセプトである。それより遡ること4ヶ月前の2001年11月,高校生徒会執行部から2002年度「学校祭」基本方針(案)が提出された。その冒頭に次のように謳ってある。「学校祭(文化祭・体育祭)は,本校の伝統的校風である自出・自主・自律の精神を発現する場であり・・・・・・(中略)・・・・・・主体的な学習の場である。(後略)」生徒たちの中には学校行事を「学びの場」として捉え,それを「自律的に」運営していこうという意識がある。これは今に始まったことではなく,長年本校で培われてきた精神である。ではそれを支える教職員側の意識・態勢はどうであったのか。本稿は2000年度入学生を受け持った6人の担任団がどの場面で何を学ばせようと意図して「学びの場」としての行事を仕掛けていったのか,その実践の記録である。
- 広島大学の論文
- 2003-03-28
著者
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内海 良一
広島大学附属高等学校
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内海 良一
広島大学附属中・高等学校2000年度高校入学生担任団
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西本 眞
広島大学附属中・高等学校2000年度高校入学生担任団
-
西原 利典
広島大学附属中・高等学校2000年度高校入学生担任団
-
井上 芳文
広島大学附属中・高等学校2000年度高校入学生担任団
-
大隈 教臣
広島大学附属中・高等学校2000年度高校入学生担任団
-
由利 直子
広島大学附属中・高等学校2000年度高校入学生担任団
-
由利 直子
広島大学附属中・高等学校
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