中学校数学の図形領域における包絡線の指導について
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概要
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学習指導要領の改訂にともない, 次期の教育課程では内容の整理・統合や精選の観点から, 科目の間や学年の間での内容の移行なども多くの箇所で見られるが, 特に注目すべき点は平面幾何の内容を, これまで中学校で扱っていたものも含めるかたちで, 多くの高校生が学習することになるという点である。そこで, 中学校から高等学校にかけての図形指導の体系を改めて整理する必要がある。高等学校での抽象化された内容を扱う前段階の中学校の図形領域での学習では, 生徒の具体的な活動にもとづいた思考を重視する必要がある。そこで本稿では, そのような意識のもとで中学校数学を見つめ直した中での, 1つの授業実践を報告する。
- 広島大学の論文
- 2002-03-28
著者
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