英国のポリテクニク・カレッジにおけるビジネス教育の現状と課題
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概要
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英国のポリテクニク・カレッジは産業人を育成する新しいタイプの高等教育機関として1960年代末に創設され,産業界,商業界の要請に対応した教育を提供してきている。ポリテク,ニク・カレッジセクターの英国の高等教育に占める役割,経済社会に果たす貢献は今日確固たる評価を得ていると言える。ビジネス教育はポリテクニク・カレッジの教育の最大の分野であるが,ここにはポリテクニク・カレッジの教育の特色-多様なニーズに対応した多様な教育内容,弾力的な履修形態,産業経済界との強力な連携など-がきわめて明確に現われている。本稿ではポリテクニク・カレッジにおけるビジネス教育の現状を,カリキュラム,教育,施設・設備等について検証するとともに,ポリテクニク・カレッジが1988年教育改革法等によってもたらされた制度改革に着手するなかで,今後どのような課題にとり組むことになるのかを考察する。
- 富山大学の論文
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