勢水丸の沿革とその教育活動
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概要
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20 years have passed since the construction of the training/research vessel Seisui-maru. Contribution of the vessel to education on fisheries and marine science is reported with a description or its history and facilities. The number of boarding persons has been increasing. Students of other faculties and staff of other organizations come to use the vessel. The curriculums become more diverse corresponding to more attention to marine resources and environment. Seisui-maru has also contributed to international academic exchange through foreign cruises and education of citizens through lectures open to the public. Research activities using the vessel will be introduced in a coming paper.練習船勢水丸が就航してから20年が経過した。これまでの間に勢水丸は,水産学や海洋学の教育のために貢献してきた。乗船学生数は増加の一途をたどり,他学部や他大学および学外研究機関などからの学生や共同研究者の乗船者数も増加している。新学科体制での勢水丸を用いたカリキュラムは,海洋資源と環境についてさらに幅広く掘り下げたものに対応するようになる。また,勢水丸は,外航を通じて国際的な学術交流も行ってきた。また,一般市民への教育活動にも貢献した。勢水丸を利用した各種の研究成果については,稿を改めて紹介する。
- 三重大学の論文
著者
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内田 誠
三重大学生物資源学部
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前川 陽一
三重大学大学院生物資源学研究科附属練習船勢水丸
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内田 誠
三重大学大学院生物資源学研究科附属練習船勢水丸
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前川 陽一
三重大学生物資源学部
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石倉 勇
三重大学生物資源学部
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百瀬 修
三重大学生物資源学部練習船勢水丸
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石倉 勇
三重大学生物資源学部附属練習船勢水丸
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前川 陽一
国立大学法人三重大学大学院生物資源学研究科附属練習船勢水丸
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