新川地域の道路交通システムにおける新たな提案
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概要
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富山県東部の新川地域においては,新川広域営農団地が設定され,地域の基幹農道として昭和47年から平成7年にかけて新川地域農道が建設された。本論では,まず新川地域農道をはじめ地域の既設の幹線道路が当初計画以上に利用されていること,および富山県内の他の地域に比べて新川地域の道路整備水準が低いことを明らかにした。次に新川地域における近年の農業交通および一般交通の変化要因を分析し,地域における新たな幹線農道の必要性を説いた。これらの作業をもとに新川広域営農団地の中央部に北陸新幹線に並行する新たな広域農道を提案し,その有用性を明らかにした。最後に新たな広域農道に関していくつかの観点から特色ある利用上の提案を行った。
- 2002-03-29
著者
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