タバコの培養組織から分離した2,4-D抵抗性細胞系の遺伝学並びに生理学的研究 (第2報) : 2,4-Dによるポリフェノール成分含量,ポリフェノールオキシダーゼおよびペルオキシダーゼ活性の調節(植物防疫学)
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概要
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タバコの2,4-D抵抗性細胞系(S401)について, ポリフェノール成分含量, ペルオキシダーゼおよびポリフェノールオキシダーゼ活性を調査して次の結果を得た。このカルスはポリフェノール含量およびその酸化に関与する2つの酵素活性が低い特徴を示した。培地の2,4-Dを除いて, このカルス細胞の生長相を分裂生長から肥大生長えと転換させると, これらの物質の含量は増大する傾向がみられた。この傾向は細胞壁におけるリグニン化とよく一致した。
- 神戸大学の論文
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