<原著>ラット咀嚼筋線維の肥大あるいは萎縮を評価する指標について

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概要

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骨格筋線維は種々な要因により肥大したり,萎縮したりすることが知られている。例えば,適度な運動負荷は筋線維を肥大させ,除神経あるいは筋の不動化は筋線維を萎縮させる。筋線維の肥大あるいは萎縮の程度を評価するために,つぎのような指標が用いられている。(1)筋線維の横断面積,(2)筋線維の横断面の短径と長径の平均値,(3)筋線維の短径である。しかし,これらは主として四肢筋について用いられている指標である。顎顔面あるいは口腔領域に存在する骨格筋に関する指標については,十分に検討されていない。本論文は,咀嚼筋の肥大あるいは萎縮を評価するための簡便で,しかも妥当な指標について検討した。
北海道医療大学の論文
1998-06-30

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